研究レポート No.011

研究レポート

シミュレーション値と今後の運用方針

【買い】自社株 総取引回数 699回 勝率 65% 期待値 2.7%( 日経平均▲1%は考慮されていない )

【買い】自社株 総取引回数 75回 勝率 76% 期待値 5.3%( 日経平均▲1%のみ仕掛ける )

【買い】増配 総取引回数 958回 勝率 54% 期待値 1.0%

【買い】優待導入 総取引回数 85回 勝率 45% 期待値 -1.1%

【買い】業績2 総取引回数 183回 勝率 61% 期待値 4.9%( 日経平均▲1%のときは避ける&寄付きギャップが▲3%も避ける )

【売り】売出し 総取引回数 126回 勝率,51% 期待値 0.8%

【買い】四季報先回り 総取引回数 893回 勝率 50% 期待値 1.0%

【買い】自社株陽線 総取引回数 108回 勝率 60% 期待値 1.2%

【売り】高PER高PBR 総取引回数 292回 勝率 63% 期待値 3.9%

【買い】株主提案 総取引回数 161回 勝率 62% 期待値 4.5%

【買い】四季報先回り(改) 総取引回数 264回 勝率 65% 期待値 5.9%

【売り】優待権利落ち 総取引回数 608回 勝率 69% 期待値 2.2%

【売り】決算前 総取引回数 462回 勝率 67% 期待値 3.5%

【売り】右肩下がり 総取引回数 116回 勝率 50% 期待値 0.7%

【売り】特別調査委員会設置 総取引回数 19 勝率 68% 期待値 0.4%

【売り】信用買い残 総取引回数 231回 勝率 57% 期待値 0.7%

【買い】配当取り 総取引回数 56回 勝率 51% 期待値 1.6%

【買い】物言う株主 総取引回数 128回 勝率 56% 期待値 2.5%

【売り】物言う株主(売) 総取引回数 77回 勝率 59% 期待値 2.2%

 

数字としてはシミュレーション上、上記のようになるが、数字に比例して戦略が安定しているかというとそう言い切る事は出来ない。

おしなべて圧倒的な安定感を誇るのは優待投資法であり、上記戦略は、その補佐であると位置づけている。

自社株、業績2は導入して間もなく、シミュレーション通りリターンがあるかはまだ実感がない。

優待導入は最近高額QUOなど連続ストップ高を繰り返し、寄り付いてからは一様にして下落基調であり、もはや戦略ポートフォリオから外すべきである。

売出しはシミュレーション数値は良くないが、公募増資に限って運用してみると、圧倒的な安定感を感じることができる。

信用買い残は数値こそ良くないものの、実際に運用してみると、下落時にクッションとして、よく働いてくれるように感じる。

物言う株主は売り買いともに良い感触はない。実践は手控えて、様子を見る。

全体的に建玉の総額は

売り:買い=1:3くらいが安定感を感じる。

日経平均が上がっても下がっても勝てるポートフォリオを組むには、このバランスが最も重要なファクターとなる。

1つの銘柄が勝つか負けるかはさして重要ではない。

安定感のある戦略による建玉を、売り:買い=1:3のバランスを保ちつつ構築する事、優位性の無くなった銘柄をきちんと手仕舞う事が肝要であると考えます。

 

あなたの意見もお聞かせください

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました