去年の8月の月曜日、未だかつてない暴落が日本を襲いました。令和のブラックマンデーなんて呼ばれました。本当のブラックマンデーはずいぶん昔にアメリカに来ているんですけどね。それと同じような月曜日大暴落が起こったのでそう名付けられたのでしょう。
滅多にある事ではないと思っていましたが、今年の4月、おなじような月曜日大暴落が起こりました。こうも頻繁に起こるようでは、その対策をしなくてはなりません。なぜ月曜日なのか、その辺から解き明かしてゆきたいと思います。
その発端はいつも木曜日あたりに起こります。木曜日に2%を超えるような急落が起こります。すると翌日金曜日は土日を前にして不安感が募り、なかなか上げにつながる事はありません。そして、一気に急落が加速します。土曜日、日曜日は平日に参加できなかった人もチャートを見ます。すると急落に驚きを隠せません。一方、平日に参加している人たちも、改めて休日に目を通して戦慄してしまいます。土曜日、日曜日は、色々と考えてしまうので、きっと不安が成熟するのです。
膨らみ切った瘴気は月曜日一気に放出されます。そして、株の本来持つ価値などお構いなしに、売られに売られ、放物線を描くかのように価格がさがってしまうのです。この理屈は本当か?シミュレータ(イザナミ)を使って実験してみました。
仕掛け:木曜日(or 金曜日)に日経平均が前日比ー2%を超える急落の時、翌日寄付きでボラティリティの高い銘柄を空売る。
手仕舞:月曜日の引けで一斉に買い戻す
結果は、以下の通り
まずまずの戦略じゃないでしょうか。負けてしまっても(踏み上げられてしまっても)それは保険代と考えます。空売りが損した日は、買い玉がそれ以上の利益をはじき出してくれている事でしょうから。それよりも、投資で一番怖い「暴落」に対するガードが固くなることが肝要です。グラフでは見ずらいかもしれませんが、令和のブラックマンデーならびに2025年のブラックマンデーともに大きく空売りで利益を出しています。買い玉のダメージは軽減しているはずです。
空売りは上級テクニックです。ブラックマンデーフラグが立ったら(この戦略がシグナルを出したら)素直に買い玉は手仕舞っておく方が無難な対応方法です。僕も基本、余分な買い玉(上がる期待のうすい株)を手仕舞う事を優先します。
それでも売り足りない場合は(手放せない株が多い場合は)、指示が出ていたのに空売りをためらっていた銘柄を空売る事にしています。それでも売り足りない場合、この戦略が出すボラの高い銘柄を売る方向で、今後のブラックマンデーに対する防御を固めます。
急落も大きければ、暴騰を拾いに行く戦略も有効かなぁ・・・・・・ホワイトチューズデー・・・・・・なんちゃって🤣
それ、研究してみるのも面白そう
コメント