優待投資法(2)優待品は株価を下支えする

優待投資法

あなたにとって魅力的な優待品はなんだったでしょうか。

すごく欲しいと思うものが見つかったでしょうか。「すごく」欲しいものでないのなら、それはあまり需要を喚起しないかもしれません。

逆に、どうしても、絶対に、欲しい、と思う程、魅入られてしまいましたら、きっとあなたと同じくらいその品に魅了されている人もいるはずです。それもたくさん。その人たちが株価を押し上げてくれるかもしれません。

僕が恒久的に保有している優待銘柄をご紹介しましょう。(2023年 6月16日現在)

2198 アイ・ケイ・ケイHD (写真はここんちの優待品)

まず、値段が安いです。現在株価は605円。優待品が取得できるのに必要な株数は100株ですので、6万そこそこで、権利を得ることができます。この価格で、毎年美味しいお菓子が贈ってもらえるなら、買ってもいいかと買い支えられるのです。ちなみにお菓子は2000円相当です。優待品の利回りは3%を超えてきますね。お得感満載

仮に株価が300円まで下がってしまったとしましょう。そうなると必要な金額は3万円で、利回りは6%です。よっぽど会社がつぶれそうでない限り、強い需要に株価は押し上げられるでしょう。もう買う時からお得感があったものは、すでに割安であり、それ以上安くなったら、もっとお得感が出るので、その株は買い支えられるわけです。

もうひとつ行ってみましょうか

9612 ラックランド

ここの会社は海鮮物を送ってきてくれます。ホタテや明太子などが、我が家に届くと、とても幸福感に包まれます♪あなたのお家でもおひとついかがでしょうか。株価は3400円。必要株数は100株ですので、34万円と少々値が張りますが4900円相当の品が、年に2回も届きますので、悪くはありません。年利で換算すると3%を若干割り込む形になりますが、優待品に魅力がありますので、よほど経営で悪い数字が出ない限り、下値は堅いものと信じております。

あなたにとって魅力的な優待品を贈呈してくれる銘柄は、利回り何%だったでしょうか。割に合うものであるかどうか数値的からもアプローチしてくださいね。

あなたが株を始めて1年未満なら、まず、優待銘柄から始めることをお勧めします。運悪く、値下がりしてしまったとしても、優待品が贈られてくると悪い気はしないものです。その上、優待品が株価を下支えしてくれるので、日経平均が急落するような場面でも、かなり粘り強く株価を維持してくれます。グロース銘柄と比較してみると、その違いに気づかされます。

優待品がもらえ、配当金ももらえ、業績よく株価も上がってくると、株式投資を肌で感じることができるようになると思います。

投資は一日にしてならず。

荒れ狂う銘柄で一攫千金を狙うよりも、まずは優待投資法で投資の何たるかを学ぶことこそ、堅実な第一歩だと思うのです。

※株価はあらゆる要因によって変化します。思惑とは逆に動いてしまったことも考慮に入れ、ポジションは小さめに、投資は自己責任でお願いたします。

※優待が廃止されたら、直ちにその銘柄は手放しましょう。損切もやむなしかと思います。

※優待が改悪されたら、その銘柄を維持するべきかどうか慎重に検討しましょう。

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